結局きょうも、さもあらばあれ

子離れせねばと思うこの頃…

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学校嫌い

 新学年になってあうは、新しいクラスのメンバーが『パッとしない』ことをしきりにぼやいていた。これがどういうことを指すのかわからないが、どうやら1・2年の時に一緒にふざけていたメンバーが同じクラスに誰もいないらしい。その上、恋バナばっかりしている女子が隣の席とその後ろに陣取っている。群れてる女子がにぎやかでも静かでも嫌いだというのはずっと変わらない。女子の方からもきっと評判悪いと思うと母は悲しい。
 そもそもあうは、行事は押し付け、興味のない授業は不要、と遠慮なく口に出す屁理屈中学生男子である。にもかかわらず学校が好きだったのは、友達と楽しく過ごせるからだった。新しいメンバーともなじみができれば楽しくできるだろうと私は思ったのだが、あうに言わせると、関りがないながら中3ともなれば全然知らないわけでもないわけだからこれから楽しくできるとは思えない、人間関係もだいたいできあがっていて期待できない、ということらしい。多少話が合う新メンバーも発見したようだが、おとなしく地味なタイプで満足できないらしい。
 で、次なる発言は「学校なんてどこも嫌なところだからどこでもいい。受験しろと言われた学校を受験する。」となった。大学には行くつもりだから高校に行きはするらしい。こんなんで勉強をする気になるとは思えないと危機感をおぼえる。
 そんな折、3年になってすぐの保護者会に遅れていき、高校入試説明会に間に合わなかった。配られた資料を見ると、すでに受験の話が満載だった。勝手にA高校でどうよと決めつけていたものの、実は高校受験についてなにも知らない。あうの姉は大学付属に中学から通っていたのだ。ここはまず私が勉強する必要があることを自覚した。

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