このままいくと、通常登校は早ければ29日の週から始まりそうである。４か月も籠り続け、家にいるのが日常になってしまったので、私は、逆に、この変化に緊張している。しかも、あうは高校生活は初めてで、まったく新しい日常が始まるわけである。

　考えてみると、中学生のときとはシステムを変えねばならないことがいくつかある。学校のシステムの違いはさておき、生活面でざっと頭に浮かぶのは、服装、昼食、お金、である。ブログを書きつつ、考えを整理してみたい。

　服装については、普段は制服着用が自由なので好きな格好で行けばよい。夏の制服を注文し損ねて困ったなと思ったが、ネットで見たら卒業生が、夏の制服を着たことがない、と書いていたので、どうにかなりそうだ。ろくな私服もないが、簡単な格好でよいだろうということで、Tシャツを数枚と、ユニクロで薄手のパーカーなどを買い足して、完璧、と思うことにした。Tシャツに関しては、興味のある方、別ブログ『さもあらばあれ』をごらんください。『通学コーデ』のタグをつけてみたらランキングで１位になったという非常識なブログです。
息子の通学用Ｔシャツ | さもあらばあれ

　昼食は、母としては最も悩ましいところである。学校では昼を食べに外出してもかまわないようなのであうはそうするつもりだったが、昼休みが40分しかないということでとりあえず諦めたようだ。衛生面はともかく、栄養のバランスやコストを考えれば、お弁当がベストだと薄々気が付いている。お弁当を作らなくなって久しい。どのご家庭もそうだと思うが、お弁当を作る朝は早い。前は５時半に起きていたっけ。幸い今年度の私の担当は土曜を除けば１時間目がなく、あうが出かけてから身支度をして仕事に間に合う。６時起きでいけるかもしれない。しかたない、ということでこの場で弁当決定します。

　さて、お金、である。実は今まで、おこづかいを渡していなかった。祖父に会うたびにそれなりの金額をおこづかいとして受け取り、中学生としては余裕でやりくりしていたのだが、コロナの影響がここにもあった。祖父が出張で東京に来なくなり、結果、あうは金欠になった。まあ、それはともかく、あう本人と話し合ってみます。多分、飲み物のペットボトルを買うお金ぐらい持って出ればいいというのだろうな。

　そういえば、先日の初登校前に、あうは髪を切りに行った。でも、私に言われてと言うよりも、自分の判断で行った、という色合いが濃く、勝った気どころか負けた気がした。
　一週間ほど前にスマホを買った。一緒に私もスマホにした。あうは乗り気ではなかったが、私よりも活用していて、使い方もマスターしている。私は、スマホをうまく使いこなせず、もたもたするばかりで、結局ブログからも遠ざかっている。どうにかなるのだろうか。不安でいっぱいだ。