結局きょうも、さもあらばあれ

子離れせねばと思うこの頃…

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受かるところを受ければいいんでしょ

 こんな状態でこの4月からいよいよ受験生となった。
 最寄りの区立中学に通っている。否が応でも、全員が受験するのだ。いい加減諦めるのが人情というものだが、ここまで取り組んでこなかった者がいきなり取り組めるはずもなく、あいかわらず、日々、ゲームに明け暮れていた。
 部活もやめてしまっているから午後4時前に帰宅する。すぐリビングにあるデスクトップPCにスイッチを入れ、前に陣取る。動画を見たりもするが、主にゲームである。間に夕飯・風呂が挟まれるものの、消灯の夜11時までは好きなように暮らしている。実は、平日はゲームをしないようにと言っているはずなのに、堂々としたものである。睡眠が生活の充実に欠かせないと信じているので、11時の消灯についてだけは私はしつこい。これに負けず劣らず勉強もしろとしつこく言っていた気もするが、わかった、と言うだけでゲームをやめたりしなかった。
 このままにしておいてはいけないと、来年は高校を受験しなくちゃいけないんだよ、と言ってみた私に息子が言った台詞は、タイトルの通りである。
 受かるところを受けるのは当然だ。でも、なんの努力もしないで、受かるところを受けるのは、人としてはアリだが、親としては容認できないところではある。
 とりあえず、都立高校受験では3年時の評定しか加味しない、という点を心の拠り所に、定期試験はちゃんと準備して臨むように言ってみた。口にだすことはガツンと言いたい内容ばかりなのであるが、とりあえずやってみよう的な言い方になってしまうのも良くない点かもしれない。今まで本気だしていなかっただけで頭脳は優秀なのだ、と信じている親ばかでもある。
 なんの実績もない、勉強を始めてもいないこの時点で、私が想定していた第一志望校は、都立A高校であった。卒業後国立大学に進学する生徒もいる、都立共通問題で受験できる、通学1時間圏内である、といったところが理由である。

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