結局きょうも、さもあらばあれ

子離れせねばと思うこの頃…

PVアクセスランキング にほんブログ村

敵は、あう自身

 1学期に英語の評定が3だったあうが、英語の過去問を2年分解いてみたら、どちらも受験者平均を10点以上超えたという。週1回お願いしている個別指導の時間のことだ。
 思えば、難関D高を受験するために頑張りだしたのも、数学の過去問を解いてみたら思ったより解けたときからだった。
 合理的だからかプライドが高いからか、無理そうなら頑張る意味がない、可能性が低いなら勉強はもう止める、というあうである。確かに、B・C高向けにはここまでの勉強はしなくても大丈夫そうだ。


  入試の日まで諦めず頑張れた人の中から合格が出る
  『為せば成る』だけじゃない、『成らぬは人の為さぬなりけり』だ
  D高むけの勉強は大学受験でも役に立つ
  自分のことも私のことも信じて勉強を続ければいい
  勉強を始めてからの日数より入試までの日数の方が長い
などなど、幾たび標語になりそうなことをあうに言って励ましてきたことか。なにを言っても、D高になにがなんでも行きたいという気持ちだけではどうにもならない、という事実はぼやけることなく、常に、頑張ればどうにかなるかのなあ、という不安につきまとわれている。合格可能性80%以上でないと安心できないのだそうだ。


 模試の結果はE判定ほどではないが、どれも合格の可能性の方が低い判定ばかり。あうがやる気をなくすのも、無理はない。冷静に考えて、いや、欲目も入って、五分五分まで持って行けると思いたい。


 親ばか全開の分析を聞いていただきたい。
 9月以降ずっと、国語は難易度の高い模試ほど、安定してよい結果が出ている。英語も数学もメタメタだったが、英語は確実に伸びている。結局は3教科の合計点での勝負である。英語と国語でどこまで数学をカバーできるかである。
 先日受けたSK向け模試ではSKクラスを逃してしまったが、あと1点のところまで迫っていた。9月には難関私立向けクラスの受講資格も得られなかったのだし、まぐれとも言えないだろう。
 あうに「自分を信じて勉強を続けろ」と、心の底から本気で言っている。敵はあう自身である。


 といいながら、伸び悩んでいる数学は、私の専門教科である。あうが信じていないのは、もしやこの母か? 敵は母自身なのか?


 さて、あと10点は多く取れないとといいつつも、思ったより過去問が解けて少し合格の可能性を見出し始めたあうに、ここぞとばかり、得意の標語攻撃を繰り出す。


 『模試ができなくても、D高の入試問題が解けるようになればいい。』
 『悩んでる間に、対策を立てて実行。』


 あうの姉ぷうの中学受験の時、模試は毎月ずたぼろだったが、繰り返し志望校の過去問を解かせ記述のポイントを指導しまくって塾なしで合格に導いた実績がある。難関校でもなくレベルが違いすぎるというご指摘があっても、あうが私のことを信じられなくても、頑張らねばならぬのがあうにしても、とにもかくにも、私の方は諦める気などない。


 とらたぬ馬鹿母だな、とお思いでしょうが、引き続きあたたかくお見守りくださいませ。

×

非ログインユーザーとして返信する