７月こそはＶもぎを受験することになっている。合格判定を出してくれるので、併願校の候補を考えてみることにした。

　にしても、なにもわからないので、同僚に息子の高校受験について悩みが多いということを雑談の折に持ち出してみる。
　”細かいことにうるさくなくて行事などに参加してもしなくてもどちらでもいい感じ、そして女子が嫌い”、というざっくりした好みを伝えると、大抵は具体的な校名は言わず、”難関私立男子校”  ぐらいしかないんじゃないか、という感想が出てくるばかり。ああ、それはそうだよなあ。合格できるならそうしたい。
　ベテランの国語の先生が、実際に教えた経験のある学校の中でいいと思ったという１校を挙げてくださった。なにも知らなかったので聞いて帰って調べてみると、なんか、難易度高いんですけども。大学の系列校ではあるが、外部の国立や難関大学への進学も多い。ただ、行事などの印象では、あうには男っぽすぎるかな？

　結局、都内で生まれ育ち、当時は群制度があったため自分の学区以外の公立高校には疎いけれども私立の男子校に通った経験のある父親がいくつか候補をあげてみることになった。初めての模試となるから、前回の自己採点結果を参考にしてみる。
　私の希望は、押さえの学校にしても、通わせてもいい、通ってもいいと思える学校にしたい、ということのみ。格下感は否めなくても、こんなところに入学しちゃって、という気持ちにはさせたくない。本当は、中学が併設されていない学校がいいのだが、そうすると本当に限られてくるのであきらめる。
　オットはすごく悩んだようだが、男子校２校を選定。ひとつは親友が進学したＢ高、ひとつは自身の一番下の押さえであったＣ高。偏差値は４ぐらいの差。とりあえずこれで判定を出してみよう。ちなみに夫が通った高校は、今では高校からの募集はない。

　オットは思ったことをずばり言いがち。一般論や正論であっても、タイミングや聞き手によっては批判に聞こえたり頭ごなしになることも多い。悪意なく自覚ないために、改善は難しい。
　なので、あうの要望や屁理屈やメンタル面は私がフォロー、オットには主に、ネットでの情報収集、あうの学習のフォロー、方針に対する私へのアドバイスなどで活躍してもらうことになるだろう。その点ではとてもあてにしている。