結局きょうも、さもあらばあれ

子離れせねばと思うこの頃…

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あう と ピアノ

年初からいきなりというか切りよくというか、あうがピアノの先生のところに通い始めた。二年近く月に3回、リトミックに通っていたのだが、その先生が出産のためお休みに入ってしまったのだ。それを機に、ぷうが教わっている先生に見ていただくことにしたのだ。何しろあう本人が、発表会にも出たいしオーディションも受けたいので、先生のところでピアノを習いたいとぷうの発表会以降ずっと主張していたのだ。何も知らないと言うのは恐いものである。


「お願いします」の挨拶の後、勝手にピアノの前に突進するあう。が、初レッスンではまず、右と左を習うところから。文字通り右も左もわからないようなものを押し付けてしまった申し訳なさが浮かんでくる。


次は、指の名前。すみません、これも教えておりません。先生は、わが家の家族になぞらえて、一本一本教えてくれる。お父さん指、お母さん指の他は、薬指がぷう、小指があう。先生の「赤ちゃん指があうちゃん」という言葉に一瞬抗議の色が浮かぶあう。「あうちゃんちにはいないけど、お兄さんの指」と言われると、間髪を入れず「ちゃまの指」(私の弟)と発言。『ちゃま』の説明が必要かと思ったのに、「ああ、『ちゃま』ね」と、さっさと『ちゃまの指』に決定する先生。(後で聞くとレッスンの五割をおしゃべりに費やすぷうから聞いていたそうだが、考えてみれば、そんなどうでもいいようなおしゃべりをちゃんと聞いてくださっていたのかと涙がでる思いだ。)


それから、カスタネット。どうしても、「タン・タン・タン・ウン(お休み)」ができない。四つたたいてしまうのだ。「宿題ね」と言われ、「宿題はぷうちゃんがするものだから」と拒否するあう。ますます小さくなる母。


そしてようやくピアノの前へ。黒鍵が二つだけ並んでいるところを探すように言われる。簡単に思えるのだが、あうにはできたりできなかったり。右手のチョキで右から、左手のチョキで左から、2往復する頃、だいたい飲み込めたようだった。


次にいよいよ鍵盤に手をおき、先生の言う指でどれでもいいから音を出す。ここで「右手の『ちゃまの指』でひいてみて」などと言われているのを聞き、今後、レッスンでは正式に『ちゃまの指』という名称が使われていく(らしい)ことがわかった。指番号で言うようになるまでだけど。


夜になって帰宅したオットに「ピアノ、楽しかった?」と聞かれたが、わざと知らん顔していた。それなりに楽しそうにしていたが、実力も省みず完ぺき主義なところのあるあうは、できないことや、わからないことがたくさんあったことを報告したくなかったのだと思う。
そんなあうのピアノ、この後どうなる?
発表会にはでられるのか?オーディションは?
乞うご期待!(でも、私は不安が隠せない・・・。)


なにはともあれ、今年もよろしくお願いします。

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