夏休みが始まって10日が過ぎた。どういうわけか、明らかに、普段の休日より家の中が騒がしい。もう夏休みはいいですから、と、オーバーでなく、10日間ずっと思っている。

ピアノのオーディションは、出発する玄関で鼻血、会場に向かう途中自転車で塀に左腕をずりずり、などアクシデントはあったものの、なんとか終わった。「ピアノで初めて緊張した」というぷうの信じられない感想にはいつものことながら脱力したが、まあそれなりの演奏ができたらしい（非公開なので聴いていない）。
丁寧な批評のコメントには感心させられた。とてもほめてくれた後、アドバイスという形で難点を指摘し、意欲がかきたてられるようなっている。
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Excellent articulation and hard crossings. Have your foot ready for the pedal in m.12 a little earlier so that won't affect your ritardando.
You do a great job of keeping the tempo going in the middle section. Work for very clear releases of the L.H. 16th notes.
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最終日のオナーコンサートには、同じ教室の子供は残念ながら選ばれなかったのだが、先生本人が選ばれて、私とぷうは聴きに行って来た。先生のドビュッシーはその画像が目にうかぶようであったし、いろんなレベルのいろんな人の表現力豊かな演奏は、聴きごたえがあった。

来年の四月にあうが幼稚園児になったら、私もピアノのレッスンを受けようと再度決意した。もともと才能のかけらもなく、24年ぶりのレッスン開始は気恥ずかしいものがあるが、少しでも上手になりたいと思ったのであった。