早いもので、祖母のぜんあげ（膳あげ？）に行ってきた。
お坊さんに来てもらってお経をあげて（実家は浄土真宗）、お墓参りにいって、その後、食事をした。田舎なので親戚だけじゃなくて近所の人々も含め60人ぐらい、家では無理なので近くの宿泊施設でふるまった。

この宿泊施設、実は私が卒業した中学校（統合に伴い20年ほど前に閉校）の建物の再利用だ。すぐ裏は山だ。
食事が終わって帰ろうとすると、ぷうとＨＮ（ぷうのまたいとこ、どちらも小３）がいない。ＨＮは地元の子なので一緒に山に入ったらしい。どんなに名前を呼んでも返事もなく、私もオットもしかる気満々でいるところにもどってきた。
法事なので多少よそ行きなのだが、全身ホコリだらけ、虫の死がい、クモの巣にまみれ、細長いタケノコを３本ぐらいかかえている。
「何してたの？心配したんだよ。」とテンションが上がったのだが、
「タケノコ採れたよ。コブラも出たんだよ。」
コブラですかぁ・・・。みるみる怒りは消え、笑いをこらえるのに必死だった。

翌朝のお味噌汁は、このタケノコが入っていた。やわらかくておいしかった。そしてまた、コブラの話をしながら食べた。