結局きょうも、さもあらばあれ

子離れせねばと思うこの頃…

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あう、浮き付きクロール 『あうの心配』②

浮き付き背泳25mで13級に合格したあうは、今度は浮き付きクロールを習うことになった。8月になって欠席が続き、久々でしかも初めての13級の練習である。完ぺき主義(?)のあうは、体操で並ぶ場所が変わること、どのコーチのところに行けばいいかわからないこと、練習する内容がわからないこと、などが気がかりで、この数日間、『プールに行きたくない』というのがネグズの定番となっていた。


数日前にゴネた時に父親にガツンとしかられてから、『行きたくない』から『~が心配だ』に変わって覚悟ができていたようで、今日は特別しぶることなくプールに出かけた。13級に進級したご褒美に買ってやったゴーグルを家に忘れ、「ないと水の中で見えない」などという言いがかりレベルの小ゴネはあったが、プールまで徒歩2分程度の自宅から留守番のぷうに持ってこさせ事なきを得た。ゴーグルを付けたらあっという間に行ってしまい、体操場に向かうあうを見届けてから運転再開の特急に乗って山に帰ろうとついてきたちゃま(叔父=私の弟)を振り返ることもなかったほどである。毎日心配な点をコーチに言いに行って欲しいと頼み続けていたのに、その私をも危うく置いていくところだった。念のためついていったが、入り口で中に入るのを躊躇していたら体操場にいたコーチの方で「あうは13級だね」とさっさと連れて行った。


練習の方はなんのことはない、いつものように頑張っていた、と言っておこう。
でも、まず笑ったのが、ゴネて届けさせたにもかかわらずすっかり忘れていて、ゴーグルをなかなか目につけないことだ。おでこに上げたまま顔を水につけている。遠くからゴーグルの形にした手をおでこと目に往復してみたが、気付いてもらえない。初ゴーグルってこんなものかとあきらめた頃、勝手に気付いた。
そうこうしているうちに、練習はいよいよクロールっぽくなり、ビート板に片手を載せて横向きで板キックをすることになる。初めてのことゆえこちらも少々緊張してみていると、みようみまねのあうは、右手をビート板に残したところまでは良いが、顔を右に向けてしまうという、ねじれた格好のままバタ足をしていた。一人で見ていて連れもないのに大ウケしていたら、コーチは苦笑いというか小ウケ(ウケている暇がないと思われる)しちらっと私を見た。


練習からもどったあうの感想は「大丈夫だった」だ。だから、それは、ずーっと私が言ってたことだろう。わかってもらってうれしい。

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