結局きょうも、さもあらばあれ

子離れせねばと思うこの頃…

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母の日ですと!?

 母の日の、母側の対象者になり9年目を迎えた。といっても、私自身が母の日を子どもに強制することはないため、『母の日』に参加するようになったのは幼稚園入園以降だ。


 あれはたしか5月の家族参観(平日昼間だが母親参観ではない)の日だった。母親の顔が描かれた画用紙に「いつもありがとう」と先生が書いたたんざくがつけられたものを、クラスの子どもたちがいっせいにそれぞれの母親に渡してくれた。(それほどのことはしていないぞ、暗に私を責めているのか?)と照れくささどころではなく過剰なひねくれ方をしたものだった。もちろん、他の母子や先生、それからやけにうれしそうにしているぷうのために、表面上はひたすらにこにこした。私の顔を描けるようになったぷうの成長はうれしかったから。
 
 きのう、近所のスーパーに行ったら、「いつもは照れくさくて言えないけど、母の日には素直にありがとうと言える・・・」とかいうナレーションがしつこく流されていた。もう今は、(それほどのことは・・・)などと思ったりしていない。感謝しろとは言わないが、もっともっとありがたみを知れと思っている。プレゼントもいらないし、その日だけのお手伝いなんて心の底ではうれしくないのだ。ありがとうを言ってくれてありがとう、なんて、言わなきゃいけないのか?母の日なんてことはいいから、好きなおかずじゃなくても文句を言わずに食べ、洗濯機には服のポケットをチェックしてから放り込み、友達を家に呼んでいいと許可した日ぐらいは言われなくても日課をこなせ。挙げだしたらきりがないし、しつけの問題だと言われればそれまでだ。が、日常のことは自動的にまわっているわけじゃないのである。「お母さん、いつもいろいろ買ってくれてありがとう」って、文集に書くなっ!!!脱力したぞ!世間体も悪いぞ!
 母の日のプレゼントを一生懸命考えているぷうには言えないが、これが母の正直な気持ちだ。後数年経ったら絶対言ってやる。 


 そういえば、子どもとして母の日にプレゼントを贈ったことはない。お母さん、ずっと寂しかったのならごめんなさい。でも感謝しています。いつまでも元気でいてください。

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