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模試について <あうの場合>まとめ③

 私などは、模試は『受けるもの』程度の認識で、解きなおしだけして満足していたが、私の妹は高3のとき、模試は試合だと考えて臨んでいたそうだ。
 陸上競技の選手として高3の夏までインターハイや国体に出場していたが、秋からの受験勉強で、国立を含む難関大の合格をいくつも勝ち取り、第一志望の早稲田に進学した。ちょうど30年前のことだ。
 見直しをするだけでも身につくものは多いが、模試に対する姿勢次第で、それ以上の効果が得られる。少しでも点数を上げるために解く順番などを工夫して実践する場でもある。勉強の内容や方法を見直したり、受験校が適当であるかどうか再考したり、受験生には必要欠くべからざるものだと思う。


 あうが受けた模試は以下。
   都立Vもぎ 7月・8月・9月
   私立Vもぎ 9月・11月
   駿台    9月
   <早稲アカ>
   必勝志望校判定模試 8/31
           早慶実戦オープン模試 10/14
   早慶ファイナル模試 11/16


 8月中に都立は受験しないことを決定。9月の都立Vもぎと私立Vもぎで、C高の併願優遇をお願いした。ゆえに10月以降の都立Vもぎは受けていない。
 9月には試しに駿台中学生テストを受けさせたが、国語以外は惨憺たる結果。受験勉強を開始したとはまだ言えない時期で仕方なかったとはいえ、この受験を通して唯一のD高『再考』判定がでた模試である。レベル的にここまでは不要ということで駿台テストはもう受けないことにあうが決定。すでに9月になってしまっていたので、今さら落ち込むばかりでも意味がないので許可。
 結果として、早稲アカの3つのテストで勉強の成果を見ることになる。1月の早慶シミュレーションは、受けに行かなかった。今さらなんの意味がある、のだそうだ。予想問題をありがたがる私に、D高にしぼった予想問題じゃないからと、にべもない。実際のところ、インフルエンザに警戒していた時期でもあり、追い込みにも入っていたので、私も同意した。


 早稲アカの模試は、8月末の必勝志望校判定では難関必勝クラスにも入れなかったが、10月の実践オープンでは難関必勝、11月のファイナル模試では早慶必勝の入室資格が得られた。あうは、これが励みになって、受験まで頑張れたと思う。早慶と名がつく模試では、合・不合を結果で占うようなことを口に出していた。


 今にして思えば、模試の難易度や受験生の層などもよく調べ、適切な模試を選択しておくべきだった。とにかく受けてみろ的に考えていたので、夏休みの終わりから9月にかけてはスケジュールがタイトだった。
 また、受験勉強の開始が遅かったので仕方なかったが、日頃から同じ模試を継続的に受け、反省して対策して実行するサイクルを構築したり、模試の活用や悪い結果に慣れておくことは必要だったと反省する。今にして思えば、あうは、自分に対する評価としてしか模試の結果を見ていなかった。長い目で見た模試の意義や活用方法も、あうとよく話し合いっておくべきだった。
 とにかく、9月からの受験勉強では模試を活用する機会もタイミングも、難関校をめざす他の受験生とずれてしまっていた。それも活用しきれなかった一因だとおもう。だらだら書いたが、結局いいたいことは、『これから高校受験というみなさんは、遅くても4月からは模試を受け受験勉強を始めた方がよい。』ということか。志望校決定は9月でもいいと思うが。

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