結局きょうも、さもあらばあれ

子離れせねばと思うこの頃…

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母は疲れた・・・グチです。

 「受かる気しないから、D高を受けに行きたくない。」
数日前、解いた過去問の数学の結果が悪く、3教科合計で1次試験合格者平均に届かなかったあうは、しつこくこの台詞を繰り返した。ずばり、「逃げじゃん」と指摘し、日頃言っている「落ち着いて受験できれば合格する」「過去問ができなくても当日解ければよい」「不合格でも得たものがないとは思わない」などひととおり、あうにしてみると「だからなに?」というようなことを言って、しばらく放置。こういうときは相手にしないのが一番だとわかっている。しばらくすると、最低限の日課をこなし始める。最低限でもやればよいのだ。


 あうは慎重なので、100%でないと受験するのが怖いのだ。C高だけを受験したい、とも言っていた。
 合格も不合格も、受験するまでわからない。うまくいくこともあるし、うまくいかないこともある。そういう点で、併願優遇のC高だって100%とは保証できないのだが、ここでそれを言う必要もないので差し控えた。


 以前ブログに書いた、登校問題が、今はどうなっているか報告しておこう。先週は行ったり行かなかったり、今週は行っていない。もう行く気はないようだ。
  先週は毎朝、学校に、まんざら仮病でもない体調不良を伝えつつ、欠席の電話連絡を入れていたが、あうと登校をめぐってバトルすることに疲れていたところ、身内に不幸があったこともあって、いよいよ、尊敬する担任の先生に受験が終わるまで休みますと連絡した。


 休んでいる生徒はあうのみ、学校としては容認はできない、不安だからこういう行動に出ているのだろうが家庭教育の問題だ、ずっとお休みではなく節目節目で出席させるように、というお叱りがあった。まったく反論もないが、みなさまご存じの通り、私としても困っていたのだ。学校に行かないで受験勉強をさせることが家庭の方針と思われたとしたら心外だ。そこが一番いやな気持だった。


 3学期から登校しないというあうを、なだめながらここまできた。入試後もずっと登校したくなくて卒業式への出席だって必要性を感じていないあうを、どう説得したらいいのか今でも悩んでいる。オットが言う『波風立てるな』というのはあうが納得する理由にはなりえない。無条件に父の言うことを聞いたりしない。


 欠席が続くことでクラスでの役割を他の生徒にやらせている、ということをも先生はおっしゃった。公共心や責任感を実のところ私は重要視しており、自分の行動には反映させているつもりだ。が、あうとしては、予備係の上にそもそも普段から係の仕事をやっていないし、日直や掃除についても、それほど大きい問題だと考えられないようだ。


 私は、無理強いできない人間である。その上なぜそうしなければいけないか、説得もできなかった。義務教育だから、みんながそうしているから、当たり前だから、では、あうは納得しないのだ。
 こんなことでは大学生や社会人になってうまくいかないことがでてくる、という先生のお話を聞きながら、電話口で床を見ながらため息をついた。
 「学校に行くなら、受験はやめる。」と言われ、「じゃあ、高校に行くな。」とは言えない。私がその台詞を口にするときは、本当に行かせないときだ。
 あ、父親が高校受験の時にインフルで滑り止めしか受験できなかったのでインフル予防に休ませる、という話をし忘れた。そもそもこれが根底にあったのに。いずれ理解を求めても仕方ない。この電話以来、気づくとふさぎ込んでいる。


 なんにせよ、母は疲れている。
 ここまでお読みくださって、ありがとうございました。

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