数学ラストスパートの計画
「ひらめきとかないから、数学はできるようになる気がしない。」
3教科中数学が、母の専門教科にもかかわらず、ずいぶんと後れをとっており、悩みの種であった。問題を解く中でパターンやコツが身につくのだと幾度話しても、まったく私を信用しなかった。
大手塾のSK必勝クラスへの入室資格を12月から得て1回行っただけで、すばらしいことに、あれほどしつこく私が言っても信用しなかったことを、実感して帰った。
「習った問題ができればいいんじゃん。」
あうには初回ではあったが、他の生徒には前回の続きで、確認のテストがあったのだそうだ。例題や類題の解説があって、次回、テストで確認する、という講座の流れで、納得したようだ。
このコースは9月から開講されているので、前回の復習と次回の予習(宿題)以外に、すでに終了した内容も自力で追いつかなければならない。塾からも、新入生用の解説の小冊子が渡されている。
受験勉強を9月にスタートしたあうには、やらなければいけないことが多い。
ということで、あうは、毎週日曜の講義に出ることをやめた。カリキュラムは正に求めているものなので、退会はせず、確認テストや解説などのプリントの送付をお願いした。正月特訓についても同様である。
自分のペースで勉強したいこと、D高以外のの早慶付属高には興味がないこと、他と競わせられたり発破をかけられることが著しく嫌いなこと、私が解説や指導ができること、が、主な理由だ。内容に不満があるという話ではない。
結局、必勝クラスには2度行っただけだが、学習はそれなりに進み、冬休み中には数学の必勝クラス用テキストが全部終わる。過去問、正月特訓用のテキストに取り組みつつ、1月中にあと2巡することに決めた。13章あり、各章がだいたい例題4問、類題4問ほどである。すでに1巡しているので、それほど時間は取らないのではないかと言う、私ども親子お得意の取らぬ狸の皮算用である。
残り少なくなってきたが、まだまだできることは多い。お見守りくださいませ。