結局きょうも、さもあらばあれ

子離れせねばと思うこの頃…

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面接指導

 学校で、面接指導が行われている。
 あうも、うまくいけば第一志望の2次試験が面接であるので、他人事でない。面倒くさがり返上で、まじめに取り組んだようだ。


 まず、数日前に面接用の資料を作成した。
 内容は、志望動機、趣味・特技、長所・短所、得意科目・不得意科目、将来の夢とその理由、中学校3年間で努力したこと、高校入学後やりたいこと、〇〇中はどんな学校か、最近一番関心を持ったニュース、といった盛りだくさんなものだった。


 『趣味』はゲームと書くわけにいかず『映画鑑賞』とした。以前ブログにも書いたが、ぷうと一緒にたびたび映画を見に行っている。『特技』は『トロンボーン』。ピアノは大勢が弾けるので特別感は薄いが、トロンボーンはだれもが吹けるわけではない。長年訓練したわけではないが、特技としてもかまわないのではないかという考えだ。
 長所は『自分の考え方を持っていること』。屁理屈が多い、というのを長所っぽくいいかえてみた。短所は『面倒くさがり』である。自分の理屈に合わないものはテコでも動かない。他に言い方があるだろうとは思ったが、短所なのでしかたない。
 科目について実際のところ、嫌いか好きかはあっても特別得意不得意はない。得意科目は『理科』、不得意科目は『家庭科』とした。得意教科に主要3教科を入れることや、本当に評価の低い体育を不得意科目にすることには、生々しい感じがあるのか抵抗があったようだ。
 『3年間で努力したこと』は難しかった。部活も2年生でやめている。思い悩んだすえ結局、『読書を心がけていた。』とした。実際これは本当で、「勉強しろ」より「本を読め」を多く言ったかもしれない。学校に朝読書の時間があったので、私や夫も何冊か勧め、本人の欲しいものを買い与えもした。あうの評価が高い本も低い本もあった。ということで、読んだ本について聞かれても、なんらかの返答は浮かぶだろうという考えでこれにした。『心がけた』という表現は正直な気持ちの表れだ。
 このように、それぞれについて、実際に模擬面接で聞かれたときに返答しやすいものを、無難な言葉で、まとめた。捏造と言うことではなく、表現を工夫した。


 数日たって、資料をもとにいよいよ模擬面接である。担当は副校長先生、評価は厳しいという評判だ。
 あうの感想は、適当にしゃべりまくった、というなにやら勝ち誇った感じのものだった。
 翌日持ち帰った≪面接練習採点表≫には、5つの項目で合計11の観点ごとに1~5までで評価されている。
 総合評価は3、所見欄には、『行動面はもう少し落ち着いて、話し方は少しゆっくりすると良いです。話す内容をもう少し準備しておきましょう。がんばってください!!』とあった。適当なことをしゃべりまくったことが見抜かれている。評価は3だが、コメントは厳しいものではなくほっとする。
 観点ごとの評価で気になったのは、頭髪の2である。面倒くさがって床屋にいく頻度が低いが、2週間ほど前に行ったばかりだ。完璧なはずである。あうに確認すると、前髪が目にかかっているから、という理由のようだ。あわせて「H川が4だから仕方ない」という情報。H川くんは野球部で坊主頭だ。目どころか耳にだって髪はかからない。なぜ5でない?だとすると2でも甘いぐらいかも。納得した母であった。


 とにかく、1次試験、合格しないとね!

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